市商連ニュース 第131号

令和7年9月5日(金)に、令和7年度 第5回支部長会議を開催しました。
◆「道路占用許可基準改正案」に関する意見募集について(建設緑政局路政課)
道路法に基づく(道路の)特例専用の考え方に従い、川崎市では昨年新たに道路空間利用方針を策定し、今後改定する道路占用許可基準の内容についてパブリックコメント(市民からの意見聴取)を実施するとの説明があった。
この新たな道路占用(利用)の考え方は “安全で快適な歩行者中心の空間創出“や“地域性を活かした道路空間の活用“などを目的としており、利用する主体として商業者が考えられることから、市商連としても、この動きに注目していく必要があると思われる。
支部長からは、条件等から想定される対象となる場所は市役所通りなど歩道の広い場所に限られるのではとの意見があり、市域全体で実施できる制度ではないことが想定された。また、周辺商店街への売上影響も考えられるので、パブリックコメントで意見を出していきたいとの事務局から意見が出された。
◆川崎市議団との意見交換会の結果報告について
7月に市議会各会派への商店街に関連する予算要望を行った内容について、報告が行われた。
補助金の予算規模が他都市と比べ低すぎることや、デジタル商品券事業の仕組みに関しての要望(大規模店舗と小規模店舗の利用比率分け、残余予算の扱い方)、補助金の補助率や申請に係る手続きの簡素化など課題を申し入れたが、議員の商店街に対する認識や反応がまだまだ弱く感じられたため、啓発活動を今後強化すべきとの意見も出された。
◆川崎市が行う新たな事業に対するヒアリング(報告)
商店街がイベントなどを実施する際に人員が出しにくい状況があり、積極的にイベントを実施できない実情がある。市では市民団体や民間企業を活用したイベント支援事業を検討しており、事業に対する市商連や民間事業者の意見を取りまとめた。出された意見としては、集客力のある商店街に需要が集中してしまうなどの意見や、行政などの支援がないとビジネスレベルでの自立した事業展開は難しいとの発言があった。今後の動きを注視していきたい。
◆地区商連個別訪問説明会について(多摩区結果)
7月に多摩区商連で商店街に関する制度・情報の訪問説明会が行われ、その結果について報告があった。説明会の出席者からは防犯カメラの補助金に関する質問が集中したが、一部出席者からは、補助金制度など真に商店街のニーズを反映しているとは思えず、市商連を中心に行政への働きかけを強化すべきとの意見も出された。今回のように各商店街の本音を聞く機会を増やすため、他の区商連も実施できるよう事務局から支部長にお願いがあった。
◆令和7年度 県知事・商連かながわ会長表彰の推薦・第14回かながわ商店街大賞について
別紙のとおり、例年どおり実施されるので、各区商連での周知をお願いした。
◆賀詞交歓会の日程について
確保日程 令和8年1月19日(月)精養軒 令和8年1月15日(木)柏屋 昨年は1月20日(月)精養軒
本年度は開催場所を変更し、多摩区の柏屋で実施することが出席支部長で確認された。
◆会員名簿調査について
今年度の各区商連、単会商店街の役員や会員数状況の調査を実施するので、協力をお願いしたい。なお今回の調査結果に基づき来年度の会費額が決定する。今後会員が増加しても減少しても会費は今回の調査をベースに計算されることが確認された。
■その他
※資料提供
①前回の議事録
②市商連ニュース
③適正飲酒セミナー&ワークショップ
④デジタル活用セミナー、推しメシイベント
⑤市内統一美化活動
⑥賛助会員の状況