市商連ニュース 第123号
◆川崎駅周辺インバウンド向け商店街モデルツアー実施報告
コロナによる訪日観光客の減少が2023年には上昇に転じ、今年はコロナ前の数を上回ることが確実視されています。
川崎は東京国際空港からのアクセスも良く、宿泊地として選ばれる機会も増えてきています。
川崎駅前の広域商店街連合会では、ホテルなど宿泊施設と連携して川崎での充実した時間の過ごし方を宿泊客に提案するため、在日外国人の意見を取りいれることを目的としたモデルツアーを11月2日に実施しました。
東京や富士山、京都などの主要観光地に向かう前の川崎滞在を有意義に過ごす内容のツアーで、江戸時代の川崎の生活や浮世絵などの魅力体験、川崎のグルメやサブカル施設などをコースにちりばめました。
当日はあいにくの天候でしたが、参加者からは好意的な意見も多くいただいたようです。
今回の取組みは商連かながわの支援事業を活用するとともに、川崎市役所の中心市街地活性化事業も連動させており、モデルツアー参加者のアンケート調査のほか、ワークショップでの意見交換、さらに今後はツアーに協力してもらったテンプル大学日本校の学生との勉強会なども実施し、川崎駅周辺の商店街案内マップの作製に繋げる予定です。
訪日観光客が増加するなかで、商店街の振興には日常の生活者だけでなく観光客に対するアピールも今後必要になっていくと思われます。
ほかの商店街におかれましても是非参考にしていただければと思います。
◆アーケード内街路灯への広告の許可・規制緩和について
令和7年度に向けた川崎市への予算要望に対する回答の中で、アーケード内の街路灯広告が条件に適合していれば許可されることが示されました。今後申請案件が出てくれば行政側で判断が行われます。
川崎市内のアーケードのある商店街におかれましては、広告料収入が得られる可能性が広がりましたので、街路灯広告を希望される商店街がございましたら市商連事務局までお問い合わせください。
◆令和7年賀詞交歓会のご案内
前号でご案内した令和7年の市商連賀詞交歓会について改めてご案内いたします。
会員の皆さまご多忙とは存じますが、是非ご参加ください。
日時:令和7年1月20日(月)
午後5時30分開演
場所:ホテル精養軒(中原区小杉町3丁目10)
会費:1名10,000円(事前振込)